遺して残すことなき我等に

遺して残すことなき我等に

悲しい知らせがまただ。

出戻り組の自分には残念ながら直接的には存じ上げなかったが、ライブや音は知っています。
というより、ここ最近は悲しい話ばかりが続きすぎている。

若かりし頃の無理がたたってか、止められぬ欲望の報いなのか、運命変えられぬ病の結果なのか、理由はさまざまだけど曲を遺してバンドのメンバーやファンを残してしまうというのは正しいとかどうかなんて分からないけど悲しいことだ。

いま、僕たちはおとなになって昔とは違うことを痛感させられている。

体力的なことや、つながりの大切さ、シーンに対する責任や存在、
続けることでつながることで愛を育んでいるということを。

会話なんて交わさなくても、別に毎回観にいくファンじゃなくても、今日どこかのライブハウスで遊んで誰かを観てれば僕らはみんなつながっているんだ。
勝手にその愛のつながりを切るなんてやっちゃいけないことなんだ。

「健康」なんて言葉は陳腐でPUNKじゃないかもしれないけどさ、
「生きる覚悟」に変換したら、そこに感じる行動の責任さと、仲間やファンに対する考え方はすげぇ大変なことだと思う。

変わらないPUNKであり続けるなら、変わらないままでいる努力は恐ろしいほどの努力のはずだ。
勝手なことをホザいているけど、
単純にみんなのことが大好きだし、
もっともっと観たいし、
出戻りの俺なんて知らないことや忘れちゃったことがいっぱいあるから、俺が何度も観にいったり、もしかしたらご一緒させていただくかもしれないんだから、生きててくださいよ。

糞な政治家より先に死んだらダメですよ。

遺されても困りますよ。残されたほうは。

生きていたってたいして良いことなんてないけどね、戦い続けましょうよ。
自分と。

Hardcorepunk jesta

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